清陰高校男子バレー部

清陰高校男子バレー部

福井県紋代町の地主の一人息子である黒羽祐仁と、幼少期に福井から東京へ引っ越していった幼馴染の灰島公誓が、紋代中学校で再会する。灰島は東京の強豪中学バレーチームで深刻なトラブルを起こし、福井県へと戻ってきたのだった。2人はバレーボール部に所属し、チームメイトと共に日々練習に励む。ずば抜けた身体能力を持ちながらプレッシャーに弱い黒羽と、バレーへの圧倒的な情熱と才能ゆえに周囲との摩擦を起こしがちな灰島は、アタッカーとセッターのコンビで成長していくが、中学最後の県大会で衝突し、絶縁状態となってしまう。2人はそのまま七符清陰高等学校に進学。黒羽は、個性的な先輩たちと春高の全国大会出場を目指して日々練習を重ねるが、そこに灰島の姿はなく……。